今まで何度も転職しましたが、苦手な業務のひとつが会議でした。
午後に会議がある日は、朝から憂鬱でソワソワします。
- 今日は上司から不意な質問はないか?
- 意見を求められて、すぐ返せなくてシーンとなることはないか?
- 今日の議題の資料は、ちゃんと揃ってるか?
気に病むことがたくさんあります。
今までの会議で失敗した記憶が、頭の中でよみがえります。会議の序盤で発言できないと、どんどんのどが締め付けられて、声を発せなくなることもありました。
内向型HSPは会議が苦手!3つの理由
いろいろ考えていて発言が遅れるから
HSPは、ものごとを深く考える傾向があります。
出た意見に対して、メリット・デメリット、どんなリスクがあるかなどといろいろ考えて、頭の中で意見がまとまってから発言しようとします。
なので、どんどん話が進んでしまった場合は、発言するタイミングを逃してしまいます。
仮に、「しゃべらなければ」という思いから口を開き、考えていることの途中から話してしまったり、結論だけはなしてしまうこともあります。
時間がかかる理由
- 会議の後に、データをより分けて整理する時間が必要だから
- 自分の考えや感情を思い出して、付け加える時間も必要だから
その時間は、ワインをつくったり、パンを焼いたりするのと同じで、急かすことのできない必要な過程だからです。
エネルギーの消耗が激しいから
会議でみんなの話を聞くだけで、エネルギーが必要です。
自分の内側ではなく、外側に集中することは、大量のガソリンを食う四輪駆動車を走らせるようなものです。
そのため、話すためのエネルギーは、ほとんど残っていません。
仮に頑張って発言したときに、みんなの注意を引くことで、さらにエネルギーを消耗します。
発言すると緊張をさらに高めるから
HSPの人にとって、スラスラと話せる場面は、心地よくくつろいでいるときです。
会議中に対立があったり、他のなんらかの理由で刺激が過剰になると、「思考停止」におちいる恐れがあります。
思考停止して、うまくしゃべれない。
こんなことが過去にあった場合、さらにその時のことを思い出して、口を開くのをためらうようになります。
過去に、部長から不意に意見を求められることが何度かありました。
考えていない訳じゃないけど、すぐに言葉が出てこなくて、会議室がシーンとなりました。
何かしゃべるまで、解放してくれないのが本当に苦痛でした。
発言したらしたで、注目を集めてさらに緊張の繰り返しでした。
内向型HSPが会議で心がけると良いこと
非HSPと議論の仕方が違う
こんな考え方の違いがあります。
外向型の人の好戦的なスタイルを、個人攻撃と受け止めないように注意が必要です。
HSPが会議で存在感を示す方法
非HSPが社内で受けがいい理由
受けがいい理由
・机の前を離れて、みんなのところへ行き挨拶をする
・常に社内の噂に通じていて、週末は同僚と遊びに行く
・親切で表現が豊か
・自分の手柄について語って、脚光を浴びるのが好き
・会議で、どんどんアイデアを出す
・人前で話すのが得意だし、電話のやりとりも好き
・決断が素早く、議論は楽しいものと考えている
自分をアピールする方法
・どんな種類の仕事や、業務に興味があるか、上司に伝える
・興味を持っている事柄について、社内報に短い記事を書く
・自分が携わった仕事を上司に話す
「この前の問題、解決しましたよ。明日、報告書を出しますから」
・タイミングを見て、同僚と個人的な話をする
たとえば、コピーやファックスの前に並んでいるとき、自分の趣味を話題におしゃべりする
まとめ
会議で議論するときに、HSPは双方が勝てるように議論を進めようとする傾向があります。
非HSPは、自分が勝てるように進めるので、自分が攻撃されたと思わないようにしましょう。
そして、
上記で紹介している「会議で存在感をアピールする方法」は、できそうなものから実践してみてください。
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