【ゲイで辛いと思う3つ理由】誰にも相談できない、生き方が分からない・・

LGBT

ゲイで辛いことが、いっぱいあります。
無数にあります。

僕は40代のゲイです。
今まで経験して、感じた生きづらさをまとめてみました。

異性愛者(通称ノンケ)
ノンケとは、同性愛者から見て、同性愛の”ケ”(その気)がない人のことです。

ゲイには、ノンケが考えたこともない、生きていく上での辛さを、大きく分けて3つに絞ってみました。

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ゲイで辛いと思ったこと3つ

LGBTの割合

全国20~69歳の個人42万8,036名(有効回答者数 34万7,816名)を対象に実施したスクリーニング調査の結果、LGBT・性的少数者に該当する人は約10.0%と判明しました。

引用:「LGBT意識行動調査2019」LGBT総合研究所より

10人に1人です。
クラスや職場に、LGBTの人が数人はいるというのが現実です。

実際はこんなにいるのに、身近にはいないと感じるのは、「誰にも言わずに、ひとりで悩んでいるひとが多い」ということです。

誰にも相談できない

誰にも相談できない

ほとんどの人が10代で自覚する

自分のセクシュアルティを自覚するのは、平均13.1歳だと言われています。

ほとんどの人が、思春期の中学生の時に自覚します。中には、小学校入学前に自覚する子もいます。

2015年に文部科学省から「性同一性障害に係る児童生徒に対するきめ細かな対応の実施等について」という通知が出され、学校でセクシュアルマイノリティの子どもの支援や、理解向上に努める必要性が明記されました。

学校で、「大人になったら、異性を好きになって結婚するのが当たり前じゃない」という教えが本当に届いてほしいと思います。

クラスの中に、真剣に耳を傾けて聞いている子がいることを前提に授業をしてほしいと思います。

恋バナは恐怖

「おまえ、どんな子がタイプ?」

「学校に好きなヤツいんの?」

「芸能人で誰が好き?」

何気ない会話は恐怖でしかありません。事前に考えた答えを言います。

はやま
はやま

「やさしくて、大人しい子」
「菅野美穂」
「いない・・」

自然と顔が引きつり、しどろもどろになります。ウソだとバレなかっただろうか? さらに質問されたらどう答えよう・・・

苦痛でしかありません。

自殺者が多い現実

LGBTの自殺念慮率は、約6倍という調査結果があります。(参考「LGBT差別による社会的損失」金沢大学岩本健良より)

自殺念慮とは
死にたいと思い、自殺することについて思いを巡らすこと。「希死念慮」ともいう。

未来を悲観して、死を選ぶ。悲しいことですが、僕も気持ちがよくわかります。

身近に相談できるひとがいない。今も、これからも、自分を偽りウソをついて過ごす。何より自分を認めることができない。

こんな気持ちで、「明るい未来が待ってる!」とはとても思えませんでした。

生き方が分からない

生き方がわからない

結婚できない

男女であれば、法的には結婚していなくても、事実婚として保護されることがあります。けど、同性となると認められません。

結婚していないと認められないこと
  • パートナーが病気の場合、病院から病状説明を受けられない
  • 面会ができない、医療行為の同意ができない
  • パートナーな亡くなっても遺族年金が受給できない
  • 遺族として慰謝料請求ができない

なにより、結婚できないことは、「社会から認められていない、社会から外れたもの」「劣っているもの」という印象があります。

いくら当人同士が、パートナーだと思っていても、日本の社会では他人とされる関係は辛いものです。

想像できない

大人になったら、年老いたら、どうなっているか想像ができない。

たとえば、父母のような、おじいじゃんおばあちゃんのような夫婦になって、家族を持って、こんな生活を送りたい。

そんなロールモデルが身近にいないから想像できないんです。

近所に、おじいちゃんのカップルがいますか?僕は見たことがありません。もしかしたらいるかもしれませんが、本人たちが隠して暮らしているはずです。

おじいちゃん二人暮らしは、近所でどんな風に見られているでしょうか?仮に、老夫婦が寄り添って歩いているのを見たら、あんな夫婦になりたいな。とほほえましく思うかもしれません。

そんなモデルがいないから、想像できないんです。

日常に出会いがない

日常に出会いがない

好意をコントロールできない

人が人を好きになる気持ちは素晴らしいものです。
けど、ゲイにとっては苦しいものでしかありません。

ノンケを好きになっても、付き合えるわけでもない。だから、好きにならないように努力しますが、いつの間にかあの人のことが気になってしまう。

ノンケを好きになるのを止めることも、同じゲイを好きになろうとすることも難しものです。

僕は、過去に2回ノンケに告白したことがあります。
もちろん、2回ともフラれました。告白するということはアウティングを覚悟することです。

男女の告白よりも、圧倒的にリスクが大きい行為です。

アウティングとは
本人の了解を得ずに、他の人に公にしていない性的指向や性同一性などの秘密を暴露する行動のこと。

10代からお見合いをしている感覚

はじめてゲイのひとに出会ったのは17歳のときです。ゲイ雑誌の投稿欄で知り合って、何度か文通して会いました。これは時代を感じますね。今では出会い系アプリがあります。

その後何人も出会いましたが、いつも当然「はじめまして」からはじまり、
「趣味は何ですか?」
「どんな人がタイプですか?」
「休みの日は何してますか?」
と、お互いを知るための質問をします。

お見合いと違うのは、仲介人がいないので、やりとりが途切れることが多いです。実際に会うまで話が進むひとの方が稀です。

今までに、数えきれないくらいお見合いをした感覚があります。

出会いと日常が切り離される

出会いを探しにいく日を考えなければなりません。
学校に行って勉強する日。
会社で仕事する日。
ゲイのひとと会う日。

日常がつながっていない感覚になります。
出会うにもパワーが必要です。毎回初対面のひとと「はじめまして」からはじめるわけですから。

強度のHSP気質の僕には、かなりツラい行為でした。毎回初対面のときは、逃げたくなるほど緊張します。

最後に

ネット

ネット環境が進み、今ではYouTube配信者が増加しています。

ネットがなければ、決して出会わなかったひとも目にする機会が増えました。

テレビで同性愛が取り上げられるときは、視聴者に受けそうな紹介の仕方しかされません。
・ハイテンションでオネエことばをしゃべるひと
・顔にモザイクをして、ドキュメンタリーで重い感じで語るひと

その点、YouTubeでは「日常」を動画配信する人が増えてきました。

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