【HSPが仕事がつらいと感じたら】冷静になる。他人と比べない。

HSPと仕事

感受性が強く、刺激を受けやすいHSPにとって、仕事の悩みは尽きません。他の人はスルーできるようなことが、ずっと引っかかったり、周りの目を気にしてしまいます。

自己評価が低いので自分を必要以上に責めたり、断りきれなくて仕事を一人で抱え込む傾向があります。

この記事を読めばわかること

仕事がつらいときの間違った考え方と、正しい考え方がわかります

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「HSP」仕事がつらいときは冷静になる

HSP仕事がつらい

つらいときはいつか終わる

ある経営者の人の話

景気のいい時期には、みんなずっとこの状況が続くと思っている。

しかし、景気のいい時期もいつかは必ず終わるのだ。
そして不況になると、今度はずっと不況が続くと思っている。

これもいつかは必ず終わるのだ。だから私は、不況のときに投資をするのだ。

イヤなことも同じです。必ず終わりが来ます。
こんな状況がずっと続くと思っているから、この先もイヤなことが起こると悲観的になります。

過去にもつらいい時期があったと思います。その後、ずっと同じ状況でしたか?

その後に、いいこともあったはずです。
今の状況が死ぬまで続くわけではありません。

あなたは確実に成長している

学生の頃は、それなりに頑張って勉強してきたのに、社会に出ると知らないことだらけで、自分はなんてダメなやつなんだ。

社会不適合者かもしれないと感じたりします。

会社に入社後、頑張って仕事を覚えると後輩が入り、仕事をうまく教えられない。

やっぱりダメなやつだと落ち込む。
転職をしたら、また初めてのことばかりで、何も出来ない。

これは、当たり前です。

今までの経験とは、また違った能力が求められているからです。

壁にぶつかるたびに、落ち込むことは、新しいことに挑戦し続けている証拠です。

きっと、過去にぶつかった壁に再挑戦したときは、以前よりも楽に乗り越えられるはずです。

着実に成長していることに目を向けるのが大事です。
過剰に自分を責めたり、落ち込む必要はありません。

「HSP」仕事がつらいときは比べている

つらいときは比べている

「平均」「普通」を気にしない

平均年収や、平均的な友人の数。まわりのと比べて、自分はどうなのかを考えない。

僕の給与は平均年収と比べて少ない。みんなもっと給与をもらっている。

他のひとより友達が少ない。私は友達と呼べるひとが2人しかいない。

「平均」や「普通」を必要以上に気にして、自分は劣っていると思うのは間違いです。

すべてが平均や、全部普通のひとはいません。

みんなどこかでっぱっていて、どこかへこんでいます。
それが個性です。

この世に存在していない、「平均的なひと」「普通のひと」を追い求めるのはやめましょう。

自分で自分を評価する

同期のあいつの方が評価されている。
先輩にどう思われているか気になる。

こういう考えで、頭がいっぱいになってしまったらどうしたら良いか?

答えはシンプルです。
余計なことは考えずに、今自分が任されている仕事をきっちりやる。

自分の評価は、自分で下していいんです。
他人の評価ほど、あいまいなものはありません。

他人から見て、あなたが使えるのか? 頑張っているように見えるのか? は、当てになりません。

その人の今日の機嫌によっても左右される、実態がないものです。

それでも、つらさがなくならないときは

つらさがなくならない

休んで充電する

仕事に追われて忙しくて、休むヒマがない。ずっと仕事に追われている状態になっていませんか?

そんなときは、本当に忙しいのか考えてみる。

実は、しっかり休んだ方が仕事の能率が上がることもあります。ずっと疲れたまま能率が悪い仕事をしているから、忙しくなっていないか考えてみましょう。

休みづらい会社の雰囲気がある。みんな休まず頑張っている。

みんながやっていることが「正しい行動」とは限りません。

「休んでもいい」と自分を納得させて、自分の健康を守りましょう。
休養して元気になった状態で働くほうが、会社にとってもいいはずです。

欧米の人たちが、たっぷり休みを取るのは、休まないと充電できないことを知っているからです。

無理なときは断る

責任感が強い人ほど「引き受けた仕事を、途中で投げ出してはいけない」と無理をしてしまいます。

やり遂げることは素晴らしいことですが、無理なときは「ノー」といいましょう。

それで、評価が悪くなったとしてもクビにはなりません。後からいくらでも挽回できます。

負担で押しつぶされる前に行動に移しましょう。
自分の性格、生き方を尊重して、自分らしくいきるための行動です。

こころの病を疑う

うつ病は自分で認識することが難しい病気です。
わけもなく不安になったり、ネガティブになるのは、自分の性格のせいだと思ってしまうからです。

こんな兆候が表れたら、うつ病のシグナルとして受け止めて、一度専門医に相談してみましょう。

  • 疲労感、倦怠感がいっこうに抜けない
  • 何に対してもあまり感動しないし、楽しくない
  • 何ごともやる気がない
  • 孤立してしまう、人嫌いになった
  • 決断力がなくなった
  • 好奇心、興味がなくなった
  • ぼんやりしていることが多くなった
  • 朝まったくやる気が起きず、夕方から夜に元気になる
  • 夜中に目覚めてしまう
  • 自分を責める気持ちが強くなる
  • 食欲が落ちる、または過食になる
  • 自殺願望を持つ

この他に、胃痛や下痢・便秘などの消化器障害を起こすといった症状もあります。

症状が一週間以上続く場合は、専門医の受診をおすすめします。

最後に

仕事がつらいときは冷静になる

■仕事がつらいときには冷静になりましょう

極端に視野が狭くなっている場合があります。

・つらいときはいつか終わる
・あなたは確実に成長している

■仕事がつらいときは周りの人と比べている

周りの人と比べて頑張っていないとか、楽にこなしているのにと考えるのはやめましょう。たとえ同じ仕事をしていていも、人によって得意なことや、不得意なことは違います。みんなが違う難易度の仕事をしているから、疲れ方は違います。

・「平均」「普通」を気にしない
・自分で自分を評価する

■それでもつらさがなくならないときは

・休んで充電する
・無理なときは断る
・こころの病を疑う

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