【HSPが生きやすくなるコツ「3選」】HSP気質との上手な付き合い方

HSPの特徴

HSPは、生まれつきの気質(概念)です。

性格とは違い、育った環境や考え方で、後から身に付くものではありません。
障害や病気ではないので、治療法もありません。

HSPである自分を、楽しいと思える機会をつくると、HSPの良い面に気付き自己肯定感も上がります。

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HSPが生きやすなるためのコツ

HSPの人は感じる力が強いので、相手の求めていることを感じ取って細かいケアができます。

想像力も豊かで、小さな出来事にも感動できたりと、HSPだからできる素晴らしいことはたくさんあります。

五感が敏感なことを楽しむ

五感が敏感なことを楽しむ
  • 自然の中で、太陽の光や草の匂いを感じる
  • 動物と過ごす
  • 芸術鑑賞をする。または、絵を描いてみる
  • ブログや詩、本を書く
  • ジョギング、ダンス、マッサージ、水泳をする

興味があることからはじめて、五感に意識を向けてみてください。

僕も、自己表現することに抵抗がありましたが、ブログをいつの間にか没頭して書いたり、興味があることを調べたりしていました。

一つのことに集中して作業できるHSPの良さに気づくことで、自己肯定感が上がります。

過剰な刺激を受けない

過度な刺激を受けない

不快な刺激や、過剰な刺激をシャットダウンすることで、余計なストレスを避けることができます。

外から受ける刺激の80%は、目から入ります。
少しでも情報量を減らしましょう。

  • サングラスや帽子をかぶる
  • 伊達メガネをかける
  • 耳栓やイヤホンをする
  • マスクをする
  • ネガティブなニュースを見ない
  • 肌の露出を減らす

コロナウィルスが流行してからは、外出時はマスクが当たり前になりました。

マスクをすることで「人混みの様々なにおい」「他人の目線から受ける刺激」を軽減でき、外出しやすくなりました。

あと、電車内ではイヤホンする。寝る時は耳栓をすると、過剰な刺激から防いでくれます。

心地よいと思える刺激は積極的に取り入れ、強い不快な刺激はシャットダウンすることで、余計なストレスを避けましょう。

自分を許し愛情を向ける

自分を許し愛情を向ける

職場や、友人から「HSPは甘えだ」「神経質すぎる」という言葉で傷ついたとき、「自分はダメなやつだ」「気にし過ぎだ」と、一緒に自分を責めると、さらに自分を傷つけることになります。

自分への攻撃をやめて、愛情を向けることで、自分を許せるようになります。

価値観の違う他人に理解され、愛情をもらうよりも「自身を愛すること」が大切だからです。

これは、セラピストが「HSPで自分を責めるクライアント」に、出した宿題です。

【宿題内容】

もしも、自分を責めているのが「妹」だったら、姉としてどんな言葉をかけてあげるのか考えて、手紙を書いて来てください。

姉が妹へ宛てた手紙がこちらです。


 スッシーヘ

 あなたは、間違える権利があります。

 誰でも、ときに間違いを犯します。

 ほかの人を、煩わせるために間違えたのではありませんし、
 いかなる人も、その過ちを理由にあなたを責めてはならない、と私は知っています。

 あなたが日頃どんなに慎重で、
 ほかの人を満足させようと、どれほど努力しているか、私は知っています。

 あなたが、ベストを尽くしていると私は確信しています。

 それで十分なんですよ、すてきなスッシー。

 ほかの人に、多くを求めてはいけません。
 自分の肩をぽんと叩き、意識を少し内側に向けましょう。
 あなたに、いかに価値があるのかを、感じてください。

                                 スッシーヘ、愛をこめて

                                       出典:純粋な世界に生きる 鈍感な人たちより

クライアントは、この手紙を読み上げると泣き出したそうです。

こんな風に語りかけられるのを、どんなに強く望んでいたか、彼女自身がそれを自覚したからです

僕も、習慣化した「自分を責める言葉」を少しずつ、「自分を許し、認められる言葉」に変えて、最終的には自分を愛し、うまく付き合っていきます。

まとめ

五感に敏感なことは、自然の壮大さを感じたり、動物にとてつもなく癒されたり出来る良い面があります。

良い刺激は積極的に取り入れて、過剰で不快な刺激はシャットダウンしましょう。

  1. 五感が敏感なことを楽しむ
  2. 過剰な刺激を受けない
  3. 自分を許し愛情を向ける

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