HSPは、共感する能力が高い傾向があります。
なので、感動する映画で号泣してしまう。
悲惨なニュースで、心を痛めます。
登場人物に感情移入しすぎて、心を揺さぶられる傾向があります。
僕もyoutubeを見ていて、感動して泣いていたり、辛くて途中で見られなくなったりします。その中でも、特に心が動いた動画をご紹介します。
HSPが共感して泣いた動画
本当にたまたま「オススメ動画」として表示され、何気にクリックしてみた動画です。
中国のドッキリ番組「ケーキ屋さんの前の男の子」
小学生くらいの男の子が、ケーキ屋さんのショーウィンドウの前でウロウロしています。
その様子から、ケーキが食べたいけど買えないという雰囲気が漂っています。
声をかけると、男の子はうなだれて「今日が誕生日なんだ」と答えます。
それを見た中国の方は、どうするのか?
タイトル
「ボロボロな服を着ている男の子が、ケーキ屋さんの前で彷徨っているところを目撃したら」
正直、日本のニュース番組では「爆買いする」「列に並ばない」「ルールを守らない中国人」という報道しか目にしないため、勝手な悪いイメージがありました。
興味本位から見た動画に、泣いてしまいました。
そして、知らず知らず中国人に、偏見を持っていた自分が恥ずかしくなりました。
どこの国にいても「悪い人」はいるし、「良い人」もいる。そう痛感させられる動画です。
中国のドッキリ番組「外国人が多く支払ったらお店の人は」
恐らく、この動画を見る前は「絶対返すわけがない」と、大半の方が予想すると思います。
タイトル「商店は外国人に多く支払ってもらった時に、皆さんはどう対応しますか」
自分の国で放送されている「他国の情報」がすべてではない。報道のされ方によって、自分が目にする情報によって、イメージは作られると感じました。与えられた情報を受け取るだけでは、見えないものがあり、本当に知りたいと思ったら、自分で調べて、探さなければ分からないと思いました。
ただ、この動画もほんの一面だけで、動画ではカットされた違う真実もあると思います。
ですが、ここに出てきた人たちは「本当の人たち」だと、今の段階では信じようと思います。
HSPが共感して辛くなり見られなくなった動画
これは、日本の人気YouTuberの「だいにぐるーぷ」の動画です。
タイトル「1週間以内に無人島から脱出せよ」
最初は、単純に面白くて見ていました。
ですが、1日1本の動画で合計7本ありますが、5日目で見られなくなりました。
その理由は、「搾取する側」と「搾取される側」の、まるで社会の縮図だと感じてしまったからです。
頭を使わなければ、いつまでたっても「搾取される側」なのだと言われているようで、現実を突きつけられた気持ちになりました。
「だいにぐるーぷ」さんも、楽しんでもらうために作った動画のはずです。
ただ、共感して深く考えてしまう、僕のようなHSPにはきつい内容でした。
他の「心霊スポット生活」は、最後まで楽しんで見られたので、「だにぐるーぷ」さんは好きなチャンネルです。
最後に
HSPは、いい意味でも、悪い意味でも、共感しやすいことを改めて感じました。
大事なことは、共感しすぎてしまうことを自覚して、今の自分の気持ちにどんな影響を与えるのか考えてから、動画を視聴することをおススメします。YouTubeは、世界のさまざまな動画を見られるコンテンツですが、見ていくうちにその人が好みそうな動画ばかりがオススメにあがり、徐々に趣向に合った動画ばかり見るようになります。
自分に合わない動画を見なくて済む反面。趣向の偏りが加速していくと感じました。
今見ているのがすべてで、みんなも同じ考えだと思い込んでしまったら、怖いことだ思います。
僕も、これは世界のほんの一部だと思いながらYouTubeを楽しみます。
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