HSP気質のひとは、「その場の空気」や「人の細かい仕草や表情」を敏感に察知して、さまざまなことを考えてしまうため、人前で話すことが苦手と感じるかたが多いはずです。
来週プレゼンしなきゃいけないのに、人前で話すなんて絶対緊張する・・
こんにちは。はやまです。
僕も、プレゼン発表のときは、すごく緊張しました。
しかも赤面症です。原因を知れば対処できますよ。
HSPが人前で話すことが苦手な原因
空気を読みすぎる
自分のプレゼン発表の前に、今月の売上が議題で、売上が下がっていて、みんな険しい顔をしている
ピリピリした空気をビシビシ感じる。
部長が声を荒げているから、聞いている人の「もうこの会議早く終われ」という気持ちが伝わってくる。
そんな空気の中で、プレゼンなんてしたくないです!
HSPは、感受性と共感力が強いので、
その空気に影響を受けやすいです。
失敗したときを想定し過ぎる
HSPは、なにか行動する前に、さまざまな想定をしてから動きます。これは、ある意味失敗を未然に防げたり、危険なものから身を守れる特性とも言えます。
ですが、プレゼン発表など人前で話す前は、失敗の想定をすればするほど怖くなり、その失敗がリアルなものに感じられます。
- 言葉がうまく出てこなかったらどうしよう
- 想定外の質問をされたらどうしよう
- 噛み倒して笑われたらどうしよう
失敗するイメージばかり、浮かんでしまう・・
人間以外の動物にもHSPがいます。
自然界において、危険を察知する特性は、身を守る上で大切な特性です。
ですが、仕事をする上で、想定しすぎるのは「怖さ」になります。
聞いている人の感情が分かり過ぎる
HSPは、相手の表情や仕草を見て、その人が今何を考えているか感じることができます。
例えば、聞いているひとがこんな仕草をしていたら気になります。
- こっちを見ていない
- あくびをしている
その人を見て、HSPはこっちを見てちゃんと聞いてくれないのは、自分が悪い?あくびが出てしまうくらい、僕が話していることはつまらないのか?
など、さまざまなことに思いを巡らせて、なんとかしなきゃと焦ってしまいます。
HSPが人前で話すときの対処法
納得いくまで資料をつくる
事前準備の段階で、やれることをやりましょう。HSPは細部にまでこだわりが強く、完璧を求める傾向があります。もう思いつかないところまで考えて、自分が納得するまで資料を作りましょう。想定した質問の答えも、あらかじめ用意しましょう。
他の人が気付かないところにも、気が付くHSPのあたなたが作った資料なら、きっと完成度が高いものが出来るはずです。
経験が足りないのであれば、それはみんな分かっています。大ベテランの視点や経験は求められていません。
今のあなたに出来るものを作れば大丈夫です。
安心できるまで練習する
「失敗するイメージが起きない」と思えるまで練習しましょう。
出来るだけ、実際の発表する場所と近い場所で練習する方がよいです。
第一会議室で発表予定なら、会議室が空いている時間に、ひとりで本番を想定してやってみましょう。
僕もプレゼン前日は、会議室でひとり、鍵を閉めて何度も練習していました。一度先輩に見つかりましたが、関心されても、怒られはしません。
言いたいことを絞るのもよい方法です。
3つくらいにまとめて、「それだけを伝える」ことを意識しましょう。
失敗してもしょうがないと思う
自分が納得できる資料をつくり、何度も本番を想定した練習をして、それでも失敗したら?
それは、もうしょうがないです。
どんなに、綿密に計画しても失敗はします。
ただ、納得できる準備をしないまま、失敗するときとは「後悔」や「反省」の仕方が全然違います。
今の自分がやれるだけのことをしたのだから、それが今のあなたの実力です。
「もっとうまく出来たはずなのに」
そう考えるのは、あなた自身が自分を過大評価しています。
もっと自分はできるはずだ。
こんな実力じゃないはずだ。
これは、仕事をする上で大事なモチベーションにもなりますが、
あなた自身が、越えられそうもない高いハードルを自分の目の前に出して、苦しめています。
自分を過大評価せず、頑張った自分を褒めてあげましょう。
褒められたところを素直に受け取る
そこまで全力をだしたなら、その頑張りに気づいた人は必ずいるはずです。
その人にかけられた言葉は素直に受け取りましょう。そこに裏はありません。
- さっきの発表良かったよ
- 昨日練習してたの見たよ、なかなか良く出来ていたぞ
それでも、わざわざ失敗したところを言いに来る人もいます。
その人は「あなたのことを気にかけている証拠」です。
もしくは、予想よりうまくいったことに対する嫉妬です。
気にせずスルーしましょう。
まとめ
なにごとにも「気づきやすいから」緊張しやすい傾向があります。
その反面、「気づきやすいから」失敗を想定して未然に防いだり、より良いものにしようと意欲がでます。
4つのポイントで「人前で話すのが苦手」に対処しましょう。
- 納得いくまで資料をつくる
- 安心できるまで練習する
- 失敗してもしょうがないと思おう
- 褒められたところを素直に受け取る
HSPだから、良いこともたくさんあります。
特性をうまく活かしましょう。
来週のプレゼン頑張ってみます!!
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