HSP【疲れているときの対処法】身体のサインと心の変化を見逃さない

HSPの特徴

心も身体と同じように元気でなければ、壊れてしまいます。

外見から分かる身体のケガと違い、心は自分で気づいてあげるしかありません。

身体の調子が普段と違うと思ったら、早めに対処しましょう。

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疲れているときに出る身体のサイン

心が疲れたとき、身体から「なんらかのサイン」が出ます。

そのサインは、あなたの心の不調を訴えるものです。

例えば
  • 頭がボーとする、頭痛がする。
  • 耳がくぐもった感じがする。(トンネルに入った時のような感じ)
  • 微熱が出る。

自分が出すサインを把握すると、無理をしていることに気が付きます。

真面目な人ほど、「もっとやらなきゃ」と自分を追い詰めます。

あれ?と感じたら、忙しさでスルーしてしまっているストレスが溜まっている合図です。身体が訴えるサインを見逃さないようにしましょう。

疲れているときに起こる心の変化

疲れているときに起こる心の変化

小さなことにイライラする

心に余裕がないため、いつもならスルーできていたことが、なぜか引っかかり、イライラしやすくなります。

例えば、「この資料明日の会議で使うから、なるべく早くよろしく」と、言われたときに普段なら、優先順位を考えて仕事を組みなおします。

余裕がないと・・・

「急ぎなら、なぜもっと振ってこないのか」
「私が今どんな仕事を抱えているのか把握しているのか」
「全く配慮されていない」

とイライラが募ります。

普段より刺激に敏感

いつもより、職場の音が気になる。電話の音、近くの話声、誰かの笑い声。

仕事に集中していたら、さほど気にならずに済んでいたものが、うるさく聞こえてきます。

出勤のときは、電車のブレーキ音、電車のアナウンス、誰かのため息が気になり出します。

過去の嫌なことを思い出す

さかのぼって嫌な思い出を探してしまう。

・以前仕事で失敗したこと
・言わなくていいことを言ってしまったこと
・職場で言われた傷つく言葉

・別れた恋人のこと
・親に言われたひとこと
・友達とけんかしたこと
・学生時代に起きたことまで

将来に悲観的になる

・このまま年だけとって、何もいいことがないだろう
・どうせ頑張ったって意味がない
・やりたいことがないし、あってもどうせ叶わない

と、ネガティブな発想しか出来ない。

疲れていると気づいたら、すべきこと

疲れていると気づいたら

しっかり眠る

調子が出ない、イヤなことをいつまでも考えてしまう。

そうなったときは、しっかり眠りましょう。
疲れているときは、ネガティブな発想しかできません。

しっかり眠ることで、「賢明な判断力」と「ポジティブな発想力」が回復します。

危険な悪循環
  1. イヤなことがあった
  2. そのこと考えてしっかり眠れない
  3. 睡眠不足で、ネガティブな発想しか出てこない
  4. イヤなことを頻繁に思い出す
  5. また繰り返し

しっかり眠り、気持ちをリセットしましょう。

自分が休むことを許可するクセを付ける。休日に何もできなくて落ち込むのではなく、何もしないことが正しい休日だと自分を説得する。

  • 家事はやらなくても死にません。
  • 食料品の買い出しも、家にあるものを食べましょう。
  • 友達と遊びにいくのは、自分が元気なときにしましょう。

焦らなくてもよい予定を組む

「評価してもらいたいから」「期待に応えたいから」という理由で、仕事を詰め込まない。

無理のない範囲で、仕事を引き受ける。

納得してくれないときは、「これ以上は手が回らない」と正直に伝える練習をする。

助けてもらえる環境を作る

自分を理解してくれる人に話す。

大抵のひとは、それくらいは大丈夫。ではなく、あなたの場合は休みが必要と気づいてくれる人。もしくは、あなたから「ちょっと最近しんどい」と助けを求められる人をつくりましょう。

自分では見過ごしてしまう、いつもと違った様子にも気づいてくれるかもしれません。

休みやすい働き方をする

・みんな休みを取っていないから
・有休を取れる雰囲気じゃないから

無理しなければいけない職場は危険です。

人によってストレスを受ける原因も、耐えられる量も違います。

働き方は同じでも、気質はそれぞれ違います。あなたにとって、休めない。無理をしないと働けない職場なら、働きやすい職場を探しましょう。

まとめ

気づいたら、すぐに対処しましょう。
今いる環境で解消できなければ、迷わず逃げましょう。

逃げるタイミングを間違えると、心に深い重症を負い、簡単には治らない状態になります。

キズが浅い内に対処しましょう。

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