【HSPを公表している芸能人・有名人】HSS型HSPの田村淳さん他

HSPの特徴

2018年に刊行された「繊細さんの本」が話題になり、HSPがテレビでも取り上げられました。芸能人の中にも、「自分はHSP」だと公表する人達がいました。

その中でも明確なメッセージを伝え、動画内でも話されているのはロンブーの田村淳さんです。

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HSPとは

Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略です。

繊細な気質を持った人のことを言います。

HSPは敏感な神経システムを持っていると言われています。ストレスを処理する扁桃体という器官が活発で、不安になりやすい。

つまり、同じ刺激を受けたとしても、受け取る刺激の量が違う。HSPの方が量が多いんです。

これは生まれつきで、病気ではありません。
5人に1人が、HSPの気質を持っています。

HSPを公表した芸能人

ワイドナショーでHSPが取り上げられました(2020年9月20日放送)

ロンブーの田村淳さん

ワイドナショーの番組内で、ロンブーの田村敦さんがHSS型HSPだと公表されました。

自身のTwitterでも発信していました。

ツイートの中にもありますが、繊細な人という気質からはイメージが違うので、「HSPじゃないだろ」と批判のツイートが上がっていました。

YouTubeで詳しくお話されています。

動画内で話されていること。

自分では自覚がないのに「神経質」「潔癖症」と言われることが府に落ちていなかった。

自分が気になったことろだけ、ピンポイントで気になってしまう。好奇心旺盛でどんどん前に行くけど、傷つきやすい。気になることが多い。

まるで、アクセルとブレーキを両方とも踏んでいる状態です。

田村淳さんが気になっていること

  • 番組の泊り企画でお風呂に入ったとき、シャンプーボトルの下がヌルヌルしていないか気になる
  • 飛行機が到着して、ベルトサインが消えたと同時に、一斉に立ち上がること
  • ドアノブに付いているネジが、人の顔に見えるので必ず確認してしまう
  • ホテルの歯ブラシを使った後に、わざわざ洗ってから捨てること

HSS型HSPとは?

HSPの中の約15%~30%が「HSS型HSP」です。

全人口の6%で、HSPの中でも少数派です。

HSS型HSPの特徴
  • 新しいことに積極的に挑戦しますが、途中で飽きてしまう
  • 刺激を求めて外に出ると疲れてしまう
  • 外交的に見られるが、実は内向的
  • 好奇心が強く、警戒心も強い
  • すぐ仲良くなるが、少しすると距離ができる

好奇心旺盛で、新しいことにチャレンジする特性は納得です。

いろいろなことに挑戦するものの、ストレスを受けやすいので、かなりの心労だったのでは?と心配してしまいます。

特に心に響いた話

  • いろんな人がいることを、まずは知ってほしい
  • HSPの人に対して、「そんなの気にし過ぎだよ」は何の問題の解決策にもなっていない
  • 自分がHSPだと知れたこと。自分のように考えない人たちがいると知れたこと
  • 分断するためのカテゴライズではないこと

松本人志さん

松本人志さんもHSPの傾向があるようで、「ほとんどの人が当てはまるんじゃない?」と発言されていました。旅行が苦手らしいです。

共感力の高さと、感受性を活かして仕事をされているということですね。それに対して、佐々木アナと指原さんは、何も当てはまらないみたいです。

全部当てはまる僕からすると、本当に当てはまら人がいることに驚きました。

ワイドナショーで取り上げられたことで、HSPの認知度がかなり上がったと思います。

ベッキーさん

公表したことにより、一部の人から批判の声が上がっています。

SNSで批判している人の発言
  • 不倫したくせに
  • 他人の家庭を壊しておいて
  • HSPの奴が芸能界を目指すわけがない
  • 敏感な性格の癖に、不倫された人の気持ちは分からないのかね?
  • こうやって都合よくHSPを持ち出す人がどんどん増えてきそう

HSP=不倫しない

ということは、不倫している人は全員非HSPなんですね。
そもそも気質と不倫は関係ありません。

HSPは自己診断で、自己申告なので、誰かが否定するものではありません。

普段から明るく、元気なイメージのベッキーさんの心の内は誰にも分かりません。いつも相当なストレスを受けつつも、頑張って仕事をこなしていたかもしれません。

批判している人の理屈からすると、いつも暗くて元気がない人以外は、HSPだと名乗れなくなります。

自分が本当にHSP傾向があると思えば、誰でも口に出していいものだと思います。もちろん「私はHSPなんだから、やさしく接して」と言われたら、断る権利は誰でも持っています。

全人口の8割が非HSPの世界で、多数派の偏見や決めつけで「HSPだと公言出来なくなる世界」が怖いです。

最上もがさん(元でんぱ組.inc)

自身のYouTubeチャンネルの生配信で、公表されました。

公表することで、さまざまな意見が出ることを想定した上で、話されたことはとても勇気がいることだと思います。

「同情してほしいのか」

という意見が出ることも、想定していたことが分かります。HSPとうつ病は、医学的に全く違うものです。ただし、うつ病を発症するリスクが、非HSPと比べると高いと言われています。

要潤さん

要潤さんも自身のTwitterと、以前UPされていたYouTubeで公表されました。

HSP診断チェックリストをやったら、完全に当てはまったそうです。

以前から、自分にHSP気質があると感じていたけど、はっきりとHSPと自覚したことで、さらに音や周りの環境が気になるようになったとお話されています。

自分がHSPだと知って、気が楽になるひとが大半ですが、要さんの場合は逆だったようです。

脳科学者の中野信子さんから、「HSP気質でひとより警戒することは、生きていくうえで必要なことなので、利点もあるのでポジティブに捉えた方が良い」とアドバイスを受けています。

共感した言葉

「HSPは良い性質ですが、持っている本人はきつい」

HSPと思われる芸能人

本人はHSPと公表していませんが、書籍やラジオの発言を聞くと「HSP気質が強い」と感じます。

若林正恭さん(オードリー)

ラジオの発言(オードリーのオールナイトニッポンより)

HSP気質と思われること

  • 一日に起きたことを寝る前に考え過ぎて、寝つきが悪い
  • 仕事で失敗したときは、まっすぐ家に帰れない(ひとりバスケをしてから帰る)
  • 同室のひとに断りもなしに、エアコンの温度を変えるひとが信じられない
  • 飲み会でみんな2次会に行きたいと思い込み、帰りたいひとがいるなんて全く考えていないひとが苦手
  • 飲み会の後に、「あの時こう言えば良かったかも」「あの発言は失礼だったんじゃないか?」と頭のなかで反省会する

若林さんはラジオでたびたび、周りにいるひとにイライラしたエピソードを話しています。なぜこんなに腹が立つのか、一回ちゃんと考えてみたそうです。

結果、自分はずっと「そうゆう人達に迷惑を掛け続けられているから」だと思い至ります。

「自分は心が狭いのかも・・」と話されていましたが、恐らくいろいろ気づいてしまうからだと思います。

なぜ、みんなそこまで考えないのだろう?
自分が細かすぎるのか?
気にし過ぎなのか?

と考えてしまうのは、HSPあるあるだと感じました。

まとめ

HSPという言葉が、もっと広まってほしいです。

田村淳さんがおっしゃっていましたが、自分がHSPだと自覚することで、今まで他の人となにかが違う原因が分かります。

自分の性格の問題ではなく、生まれつきの気質で、治すものではないと知ります。

今まで、神経質で気にしすぎな性格を治すことばかり考えていました。それは、身長が低い人が、頑張って身長を伸ばそうとしていることと同じです。

治療できないことに必死になったり、自分を否定することがなくなるように当事者の方には知ってほしいです。

また、自分と同じ感覚ではない、非HSPが8割いることを知ってほしいと思いました。

コメント

  1. エナミ より:

    「シャンプーボトルの下がヌルヌルしていなか気になる」の脱字と、「普段から明るく元気な、イメージのベッキーさん」の句読点の位置が「普段から、明るく〜」なのではないかと気になってしまい、内容があまり頭に入ってきませんでした。修正できそうであればしていただけると幸いです。

    • はやま より:

      エナミ様
      脱字と句読点の位置の誤りを教えていただきありがとうございます。
      他のページもおかしなところがないか、もう一度チェックしてみようと思います。
      しっかり読んでいただいて嬉しいです。
      コメントありがとうございました。

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