内向的な人は2,3人に1人。人口の30~50%は内向的な人です。
なぜ自分や相手のタイプを知る必要があるか?
- 自分自身や、他の人を理解する助けになる
- この世界には、多様な考え方や生き方があると気付ける
- 他の人が、自分と違う反応をするのは、相手や自分に問題があるからじゃないと分かる
また、HSPとはHighly Sensitive Person(ハイリー センシティブ パーソン)の略です。これは、アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士によって提唱された概念です。
HSPを、一言でいうと「感受性が高く、繊細な人」のことです。
世界人口の20%「5人に1人がHSP」だと言われています。
内向的なHSPがほとんどですが、外向的なHSPも一定数います。
内向的な性格の人の特徴
HSP(繊細な人)と共通する特徴もあります。
- 物事を深く考える
- 狭く深い人間関係を築く
- 目立つことが苦手
- 控えめな言動をする
※注意点「100%の人はいません」
・内向的、外交的は二者択一のものではない
・ほとんどの人が両方の性質を持っている
・100%完全に内向的、外交的という人はいない
・中間に位置する人を「両向的」と言う
質問で分かる自分のタイプ「内向的な性格の特徴」

相手の性格タイプを知りたいときは、2つの質問をすると判断できます。
【1】「元気を出そうとするとき、1人になるタイプ?それとも、人と一緒にいたいタイプ?」
【2】「あなたは決断するとき、他の人の経験や、客観的な事実を主な判断基準にしますか?それとも、自分の経験に基づいた善や真実に対する心の声を重要視しますか? 」
自分の性格を知る場合は、以下の質問に答えてみてください。
内向的な人は、ほとんどに「いいえ」と答える質問
- パーティーのない週末なんて楽しくないし、せっかくの土曜の夜が台無しだと感じる
- どんな事柄も少しずつ知るのは好きだけど、一つのテーマについて長時間、じっくり取り組むとなると、退屈してしまう
- スリル満点なのが大好き。まったくはじめての体験でも、あまり深く考えずに喜んでチャレンジする
- 話をしているときが一番考えやすい
- 退屈してないようにするのに、すごく努力が必要。少し入れすぎなぐらい予定を入れて、常に忙しくしていたい
内向的な人は、ほんどに「はい」と答える質問
- 大勢の前で発表しなくてはならないときは、できればしっかり準備したい
- 何が正しくて何が真実なのかについて、自分の経験から学んだ考えと、世間一般の常識が食い違う場合は、たいてい自分自身の論理や感覚に耳を傾けるようにしている
- 他の人から「考えすぎ」とよく言われる
- 自分が外向的になるのは、限られた場面だけ。人と一緒にいるとき、すごく楽しめる場合もあるけれど、ふだんは一人でいるほうが好き
- 周りであまり多くの出来事が起きると、疲れてしまう。できれば静かに一人で休ませてもらうか、気心の知れた人と一緒にいたい
質問で分かる自分のタイプ「HSPの特徴」

HSPの人は、ほとんどに「いいえ」と答える質問
- 職場で年に一度のクリスマス・ディナーは、少なくとも半日はしてほしい
- 何が起きるか事前に知らされない、エキサイティングな体験ツアーが好き
- 何でも食べる。味に敏感でも偏食でもない
- 夜の眠りが深く、光や音も気にならない
- ちょっとした諍いは、新鮮味が増すのでよいと思う
- さまざまな活動が一度に行われる環境で快適に過ごせる
HSPの人は、ほとんどに「はい」と答える質問
- 他の人が苦しんでいるのを見たり聞いたりすると、しばらく動揺してしまう
- すぐに罪悪感を覚える
- 私はとてもクリエイティブで想像力も豊かな方だ
- 他の人があまり気にしない音やにおいがよく気になる
- 寒すぎるか暑すぎると、気にせずにはいられず、温度を調整するか、別の場所に行く必要がある
- 争いごとが好きじゃない
まとめ
内向的の度合いは変わります。
- 人生のステージや、日によっても度合いは変わる
- 時期をずらして、繰り返しテストを受けると、毎回結果が変わる
- ただし、極度に外向的→極度に内向的になることはありませんが、内向的→極度に内向的になる場合があります。
参考:敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント(イルセ・サン)
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