【HSPと仕事】あなたが上司になったら気をつけること『3つ』

HSPと仕事

年齢を重ねると避けては通れない、指導者としての注意点や、仕事の進め方についてまとめました。なにかしら参考になれば嬉しいです。

僕は、注意や指導することが苦手でした。

  • こんなことを言ったら、きっと傷つけるだろう。
  • 相当落ち込んでしまうかもしれない。
  • 言わなくても気づいてくれるだろう。

という気持ちが湧いてきます。
ですが、同じ会社に何年もいると、先輩や上司の立場に嫌でもなってしまいます。

ホテルマンのときに、フロントチーフや副支配人をしていたときは、とても苦労しました。

この記事を読めば分かること

HSP気質の人が部下に指導する上で、「気をつけること」「知っておきたいこと」が分かります。

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HSPのあなたが上司になったら気をつけること

HSPが上司になったら気をつけること

褒めることの重要性を知る

口に出して褒めることは重要です。
部下のどんなところを買っていて、どんなところを頼りにしているのか伝えましょう。

心の中だけで思っていても伝わりません。

HSPは、空気を読んだり、相手の本音や建て前が分かる傾向があります。けれど、非HSPの人に気持ちを察してくれというのは酷なことです。上司は指導するのも仕事ですが、部下のいいところを褒めてモチベーションを上げてあげるのも仕事のひとつです。

良いとこところは、恥ずかしさを一旦忘れて、素直に褒めてあげましょう。

褒められて嫌な気持ちになる人はいません。

部下に仕事の権限をゆだねる

僕もそうでした。
仕事を任せるけれど、部下が他にどんな仕事を抱えているか、余裕がない状態ではないか、何か困っていることはないかなど、いろいろ気になります。

一度任せたら部下を信頼して、相手の方から助けを求められたり、アドバイスがほしいときにだけ手を貸しましょう。

HSPは、それがなかなかできないと分かっているので、部下に仕事の権限を与えず、自分でやってしまう傾向があるので注意が必要です。

やる気を出すきっかけを知る

人それぞれ、何によってモチベーションが上がるのかが違います。

自分とは気質が違う、外向型の人がどこからモチベーションを得ているのかを知っておきましょう。

外向型の人がモチベーションを上げるきっかけ

  • 仕事を褒められること、賞賛されること
  • 昇給など目に見えたかたちで、仕事を評価されること
  • 今月の成績優秀賞などで表彰されること

・個人に合ったモチベーションアップの方法を考える
・その人に合った報酬を与える
・功績に合った報酬を与える

逆に内向型の人は、脚光を浴びることが好きではありません。

注目を集めることが喜びではなく、苦しみとして捉えてしまいます。

HSPのあなたが上司になったら知っておくべきこと

HSPが上司になったら知っておくべきこと

仕事の進め方のポイント

  • 部下に意見や感想を求める
  • 自分が部下のどこを買っているかを、本人に伝える
  • 改善してほしいことも、口に出して伝える
  • 部下に、少しずつ責任を増やしていって、権限を与える
  • 自分がどれほど頼りにしているか、部下に伝える
  • 提案、アイデア、解決策を求め、そのいくつかを実行に移す
  • 部下たちの後ろ盾になる。よい考えを奨励する

あなたが上司だといい面もある

上司がHSPであれば、仕事をしやすい面がたくさんあります。
指導者にふさわしい資質があります。

  • 公平さ
  • 的確な判断力
  • 深く考え、難しい決断を下す力
  • 知的好奇心
  • 過去、現在、未来を俯瞰する能力

エネルギッシュで活動的なのがいい上司とは限りません。

HSPの特性を活かしたやり方があります。

部下の悩みを聞く

HSPは、自分の意見を話すより、聞き役に最適です。
なので、「この人なら話を聞いてくれるかもしれない」と部下が悩みを話しやすい

仕事の悩みを上司に言えるときとは?

  • 今の自分と同じ状況のとき、上司ならどうするのか聞きたい
  • この上司の考え方を聞きたい

そう思えて初めて、上司に相談することができるものです。

上司の方から、「何か悩みはないか? 言ってみなさい」と言われれても相談しずらいの現実です。この上司なら気持ちを分かってもらえるかもしれない。何かアドバイスをくれるかもしれないと思ったときに相談します。

その点、HSPは聞き役には最適です。部下が求めるアドバイスをしてあげられるはずです。

まとめ

部下に指導する上で「気をつけること」

  1. 褒めることの重要性を知る
  2. 部下に仕事の権限をゆだねる
  3. やる気を出すきっかけを知る

振り返ると、僕がホテルマンのときは、いい上司だったかと聞かれるとハッキリと答えられません。

誰からも好かれようとするあまり、注意することが遅れたり、もっとこうしたら良かったと思うことがたくさんあります。

今、部下の指導で悩んでいる方がいたら、少しでもこのページが参考になってくれると嬉しいです。

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