僕は今まで転職を繰り返し、いろんな人と仕事をしてきました。
HSPだと自覚したのは、2020年6月です。
今になって思えば「苦手だ」「合わない」と思う人とも、仲良くしなければいけないという、固定概念がありました。
でも、こんな人と関わっていると心がすり減るので注意です。
HSPが苦手だと感じる人「5選」
HSPは共感する力が強く、他者との境界線がうすいので「影響を受けやすい傾向」があります。
関わるとダメな人5選です。
声が大きくて、威圧的な人
- 怒られていると感じる
- 委縮してしまう
- 落ち着いて話が出来ない
どの職場にも、数人いました。
こんなタイプの上司だった場合は、常に怒られていると感じます。
コミュニケーションが取りづらく、相手には「口数が少ない暗いやつだ」と思われていたはずです。
何か相談ごとがあっても、話したいと思う人はいませんでした。
このタイプは、自分の話をすることはあっても、誰かの話に耳を傾けるという「聞き役」には、基本的になりません。
元気を強要してくる人
- 元気が一番!
- 常に明るく挨拶!
- 外交的なのが、良いと思っている
体育会系的なノリで、常に明るく元気よくが出来る人間だという固定概念を持っています。それが一番だと思っているので、相手にもそれを強要してきます。
HSPは元気がないわけでも、暗いわけでもありませんが、「内向的だとダメな人間」だと、常に言われている気持ちになります。
僕は、朝の挨拶は元気に!というのが苦手でした。
朝起きてから、職場に一歩入るまでに、さまざまな想定をしています。
主にネガティブな想定を、自覚なしにしていました。
出勤したら、なにかトラブルが起きているかもしれない、昨日の自分が担当した仕事に不備があったかもしれない。
職場に入ったら、まずその日の空気を読んでいました。
どんな空気か分からないところに、元気よく「おはようございます!」と入っていくことが出来ませんでした。
もちろん、挨拶が出来ないわけではありません。
ちゃんと目を見て挨拶しますが、元気に明るくでは決してありませんでした。
否定的なしゃべり方をする人
- 相づちの第一声が否定的「いや」「でも」
- 同意の時は「そりゃそうだろ」「当然そうでしょ」
- マウントを取ろうとする
自覚がない人が多いです。
口癖と分かっていても、HSPは常に否定されていると感じます。
以前はそうじゃなかった人も、年を重ねるにつれて、そうゆうしゃべり方になります。
たとえ、同意の意見のときも、「そりゃそうだろ」という言い方は、「そんなの当たり前」という言葉が含まれていると感じ、不快になります。
その口ぐせをやめてほしいと相手に伝えて、分かってもらえるのが一番ですが、そういう人は、HSPという言葉にも拒絶反応が出る可能性が高いです。
過去に一度やめてほしいと伝えたところ。
「そうゆう言い方はしていない」と、やっぱり否定されてしまいました。
時間にルーズな人
- 待ち合わせ時間に、いつも遅れる
- 遅刻をさほど悪いと思っていない
HSPは、いろいろな事態を想定して、待ち合わせ場所に早めに着く人が多いです。
一方で、やむを得ない事情で遅れてくるのではなく、常習的に遅刻してくる人は、HSPは理解に苦しみます。
遅刻する人の気持ちを深く考え過ぎてしまいます。
- 相手の時間より、自分の時間の方が、貴重だと思っているのでは?
- 待ち合わせ場所に早く着いて、時間を無駄にするくらいなら、ギリギリに行こうと思っているのでは?
と、あれこれ考えてしまって疲れます。
友人に毎回遅刻してくる人がいました。
あまりにも遅刻するし、悪いと思っているのか疑問だったので、友達以上にわざと自分が遅れて行ってみました。
少しは、待つ人がどんな気持ちか感じてくれるかと思いましたが、何事もなく接してきました。
今思えば、非HSPの友人は遅刻するのはしょうがないことで、はじめから価値観が違っていたんだと思います。
その友人とは、他にも価値観の違いが多くて、今では疎遠です・・
愚痴ばかり言う人
- いつも何か文句を言っている
- 誰かの噂話をしている
そばにそうゆう人がいると、自分は言わなくても、影響されてしまいます。
HSPは、良くも悪くも相手の意見に寄っていってしまう傾向があります。
気づけば、自分も愚痴ばかり言う人になっています。
空気に侵食されてしまう感じです。
おまけ:年配の人のよくある発言
どの会社にもいそうな、年配の人のイラっとする発言「2つ」です。
その人は、若い頃に言われて不快な思いをしなかったのかな?と疑問に思います。
昔をなつかしむ
俺たちの若い頃はなぁ~
どんな気持ちで言っているのか?
・頑張ってきた過去の自分をほめたい
・若さを失うことへの不安からの逃避。若さへの嫉妬
・いまの現実に向き合いたくない
・昔を知らない若者に対する優越感
若者をバカにする
そんなことも知らんのか!
どんな気持ちで言っているのか?
・若者は未熟だと思うことで、優越感を得たい
・知識がないことを理由に、相手を見くびっている
・情報化社会に対する自身の不安
◆下ネタを言う中年男性のココロは?
年配男性ほど、下ネタをよく言いがちです。
そこには、性的な衰えに対して不安があるから。
笑い飛ばすことで、紛らわしたいという心理のようです。自虐的なジョークも同じです。
HSPは直観で苦手な人と感じたら逃げる
生活していると、「あ、この人とは合わないな。」と感じることがあります。
その感覚を大事にしましょう。
苦手な人は避ける。逃げる。関係を弱くする。
この考えを持てば、気楽な人間関係が作れます。
HSPの人は、たとえ苦手な人で合っても「みんなに好かれなくてはいけない」と思ってしまう傾向があります。
最初の印象で「あっこの人苦手かも・・」と感じたら、その予感は、たいてい合っています。
第六感で感じた印象は、わりと正確なんです。
苦手な人には、無理に好かれようとせず、迷わず距離を置きましょう。
仲良くなろうと頑張りすぎると、自分を消耗して疲れることになります。
それでも、苦手な人のことで頭がいっぱいな時は、深刻な状況になる前に動きましょう。
僕も嫌いではないけど、一緒にいると疲れる友達とは今も疎遠です。
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