HSPにとって、無職期間は簡単にネガティブな思考のループに入る魔の期間です。

こんにちは。強度HSPのはやまです。
僕も今、魔の期間のど真ん中です。
なぜこんなに不安になるのか?
どうやって過ごせばよいのか?
- 無職で感じる「不安の原因」
- 無職期間の「過ごし方」がわかります
HSPが無職で感じる「不安の原因」

無職の不安は、誰もが感じることです。
ですが、自己肯定感が低いHSPは、より不安が増大しやすい傾向があります。

自分はダメ人間だ・・
漠然と必要以上に自分を責めずに、不安の正体を知りましょう。
引け目を感じるから
無職になると、自分は社会不適合者なのでは?と感じてきます。
そして、働いている人が「とてつもなく偉い存在」に見えてきます。
ですが、これは他人から何か言われた訳ではなく、自分自身が思っている気持ちの問題です。
実際、友人やご近所さんに「無職で気楽そうでいいな~」と言われた訳ではなく「想像」です。
もし、友人が訳あって無職だった場合。
僕なら「今まで働いてきた分、ゆっくり休んで」と言います。
なぜ無職になったのか?理由は人それぞれです。

僕も自分が分かっていれば、それで良いと思うようにしています。
将来のことを考えるから
このまま無職の期間が続けば、どうなってしまうだろう?と考えるだけネガティブな発想が生まれます。
そして、国民年金、国民健康保険、住民税、家賃、食費、光熱費など、たとえ何もしなくてもお金がかかります。貯蓄がどんどん減っていくことで、不安も加速していきます。

お金が尽きたらどうしよう・・
また再就職できるのかな・・
無職が続くと、履歴書の空白期間が増えてしまう不安もありますね。
孤独感を感じるから
外に出る理由が減るので、家に引きこもりがちになります。
休みになったらしようと思っていたことはやり尽くし。済ませたかった用事もなくなります。
無職で自由な時間が出来ても、友人は普通に仕事しているから、会うのは難しい。
それに、今の自分の現状から連絡するのをためらい、疎遠になりがちです。この機会に、少し遠出するにしてもひとりで計画して、ひとりで行くことになります。
やっぱり家に引きこもり、孤独感が増大するの繰り返しです。
過去、奮闘していた仕事体験談はこちら
HSPの無職期間の過ごし方

予定はないが、規則正しく起きる
朝早く起きる必要がないと、生活のリズムが崩れます。
お昼近くに起きると、結局1日何もしないで終わってしまい、夜罪悪感が増します。
予定はなくても、朝ごはんを食べ、生活リズムを崩さないことが大切です。
太陽の光を浴びることで、夜寝つきがよくなります。
夜に考えごとをしても、ネガティブな想像をして落ち込むので、自律神経が整っている朝考えましょう。
勉強する
仕事している時には、「忙しい」を理由に手を付けなかった資格の勉強をする。
言い訳が出来なくなった分、やりやすいと思います。
今は仕事関係の資格は勉強する気が起きないし、考えたくない。
と、いう気持ちであれば、趣味で興味が湧く資格でも良いです。
趣味系検定は、日々の生活が豊かになり、毎日がちょっと良くなります。
例えば・・
- 旅行地理検定
- 色彩検定
- アロマテラピー検定
- インテリアコーディネーター
勉強をしているという口実があれば、自分をすこし許せるし、世間に対する引け目も和らぎます。
毎日10分でも外に出る
一日部屋にこもっていると、不健康になるし、社会から切り離された感覚も増します。
1日1回コンビニでも良いので外に出ると、社会不適合という思い込みは減少します。
日中出かけずらい人は、明るめの服を着て不審者感をおさえて、夜に散歩でも良いです。または、知り合いが多い近所よりも、遠くに行く方が外に出やすくなります。
この機会に、少し遠くの行ったことがない場所を探索するのがオススメです。
僕も、車で10分くらいのウォーキングコースに行くことようにしています。
平日昼間は、高齢のご夫婦がたくさん歩いていますが、挨拶はしても事情を聞かれることはありません。
HSPが過剰な不安感を和らげるために

自己分析してみる
僕は無職で時間がいっぱいあったので、徹底的にHSPについて調べてみました。
「なぜ、仕事でミスをすると自分を過剰に責めてしまうのか?」
「なぜ、こんなに転職を繰り返してしまうのか?」
原因がわからず、また就職しても辞めてしまうのでは?という不安を消したかったんです。
おかげで、ある程度「HSP気質の自分のこと」がわかってきました。
無職期間にやりたいことをリストアップする
今まで出来なかったことを一通り書いて、気分が乗ったものからやってみる。
出来たことで充実した日になり、達成感も生まれます。
- 読書する
- コンサートに行く
- 凝った料理を作ってみる
- 旅行に行く
- 銭湯に行く
経済状況を把握する
無職期間は、失業保険の給付期間は別にして、収入がなく出ていくだけです。
おいしい物を食べるときも、余計な罪悪感が湧きます。

働いていないのに、おいしいものを食べていいのだろうか・・
ですが、「毎月かかるお金」や「使えるお金」を把握しておくことで、漠然としたお金に対する不安がなくなります。
今月は食費を抑えているから大丈夫だと、自分を許せます。
お金を稼ぐ方法を探してみる
日本人の感覚として、毎日決まった時間に出勤して、少しでもよい会社に勤めて、定年まで働いたら偉いと思われがちです。
しかし、時代は変わり、ネットが発達した現代では、在宅ワークという方法もあります。
お金を稼ぐにはサラリーマンという固定概念を捨てて、稼ぐ方法を探してみるのも一つの手です。
今は、YouTubeでもいろいろな人が、在宅ワークを丁寧に解説しています。
自分には無理。違う世界の話だと思わずに、一度挑戦してみると良いと思います。
在宅ワークで有名なのは
・クラウドワークス
・ランサーズ
ここでは、プログラミングや、ブログ記事を書くライティングなどの募集がたくさんあります。
スキルがなくても、勉強さえすれば、誰でも身につけることが出来ます。
知れば知るほど、これもやってみよう、これも勉強してみようという気持ちになります。
そして、時間も有効に使えます。
この先の人生で、知っていて良かったという知識が身に付くと思います。
僕が在宅ワークに挑戦した詳細はこちら
独学で学ぶなら
・本、動画で勉強する
・プログラミング学習サイトで勉強する
スキルを身につけたいなら
・プログラミングスクールに通う
どちらも良し悪しがあります。自分に合った方法で探してみてください。
相談する
無職の期間が長くなると、自分には何も出来ないのでは?と疑心暗鬼になり、落ち込むという負のループに入る時があります。
勇気を出して、履歴書を送ったのに不採用通知が届く。
僕の場合は、何度も書き損じつつ頑張って履歴書を送ったのに、「不採用の連絡」も「履歴書の返送」もないことがありました。
その会社に今後、客として関わる可能性があるのに印象最悪です。

どんどん就職活動のモチベーションも下がる一方です・・
親しい友人に相談するのが一番ですが、相談しているとネガティブな言葉しか出なかったり、愚痴っぽくなります。
そして、家に帰ると自分を責めることになります。

悲観的なことばっかり聞かせちゃったな・・
HSPは特に、後からいろいろ考えて勝手に後悔、反省することばかりです。
もちろん、たまに話を聞いてもらうだけなら効果的だと思います。
無料で相談できる、転職エージェントを使うのもひとつの手です。
相談するメリットは
- 紹介するのが仕事なので、気兼ねなく話せる
- 具体的な転職のアドバイスがもらえる
- 希望に沿った転職先を探せる
自分ひとりで探すのは限界があります。
プロのサポートを受けることで、開ける道もあります。
転職エージェントサイトは、リクルートエージェントなど。
最後に

無職になると、社会から切り離された感覚に陥り、2度戻れないのでは?と不安になります。
これまで、何度も無職期間を経験している僕も、無職になる度に全く同じ不安を抱きます。
しかし、いつも再就職して、みんなと同じように働けました。
あんなに社会復帰できるか不安だったのに、「なんだこんなものか」といつも拍子抜けしています。
働きだしてから、どうせなら無職期間にもっといろいろやりたかったなーっと思うのが、いつものパターンです。
僕はまだ無職ですが、今回は焦らずにいろいろな可能性を探していきたいと思います。
・・・・
結果、半年後に再就職することになりました。
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