非HSP(非繊細さん)に比べ、優れた部分がたくさんあります。
自分がHSPだと自覚するきっかけは、「HSPのネガティブな特徴」からでした。
しかし、HSPには優れた4つの特性があります。
特性を知ることで、強みに変えることもできます。
HSPの繊細さは、実は優れている「4つの特性」
一度に多くの情報を吸収できる
HSPさんは、相手の表情やその場の雰囲気など、細かいところまで感じ取ることができます。
落ち込んでるひとがいたら、すぐに気づくかも。
空気が読めないって言われたことはないかな。
そして、受け取った情報が心の奥深くまで届くので「短い時間」「ささいな刺激」でも満たされます。
想像力が豊かで、クリエイティブな才能があるひとが多く「絵を描く」「執筆活動をする」「映画を撮る」「写真を撮る」などの才能を発揮して、活躍しているひとがたくさんいます。
慎重で、危機管理能力が高い
HSPさんは、何か行動する前によく観察し、ありとあらゆるハプニングを想定します。
それに、どう対処するかという案まで考えます。
そのため、失敗したり不測の事態を起きる前に、未然に防ぐことができます。
友達との待ち合わせの時も、いろいろと想定して結果早めに到着します。
これは、仕事の面でも長所になります。
洞察力にも優れているので、物事の本質を自然に考える傾向があります。
根本的な原因は何だろう?
背景になにがあるだろう?
共感力が高く、気配り上手
他人に感情移入することができるため、相手の気持ち察知してとても気が利きます。
人の心に寄り添って話を聞けるため、人から相談され、頼りにされます。
まるで、鏡(ミラー)に映すかのように、相手の気持ちに共感できます。
聞き役として、理想的な特性です。
確かによく相談されることがあるな~
大勢の人に囲まれていると、疲れやすい傾向があるというだけで、「人嫌い」というわけではありません。
責任感が強い
多くのHSPさんは、任せれた仕事を途中で投げ出したりせず、最後まで責任を持って取り組みます。
それは、こんな風に考えているからです。
仕事は手を抜いてはいけない。
失敗してはならない。
たまにキャパオーバーになって、ドッと疲れてしまうことはありますが、仕事に取り組む姿勢は評価されているはずです。
HSPの繊細さを活かして「自分の強みを知る方法」
未来ではなく、過去を探す
自分の強みを知るためには、過去の体験を振り返ることからはじまります。
それは、過去に強みをすでに発揮しているからです。
- 自分が本当に夢中になったこと
- ついつい没頭してしまったこと
- 自分では普通にこなしていたけど、実は周りの人からすると、「すごい!」と思われたこと
これらの体験を、紙に書き出してみましょう。
書き出した体験の中に、共通する強みがあるはずです。
たとえば、「旅行に行くのが好きな場合」
ここから、さらに考えてみる。
ひとことで「旅行好き」って言っても、いろいろあるんだ。
自分の「好きなこと」がわかってきた!
自分の内面を掘り出す。
仏像を彫る「掘り師」は、仏像を彫るという感覚ではなく、木の中から掘り出す。仏様を探す。という表現が正しいそうです。
自分の強みは、未来を探しても、他人と比較しても見つかりません。
自分の中にすでにあるものを、掘り出すことで見つかります。
あなたの強みは、すでに過去に発揮しています。
まとめ
HSPさんは、自己肯定感が低い傾向にあり、出来ないことに目が向いているため、自分のことを低く評価しています。
ですが、HSPには良いところ、下の項目以外にもたくさんあります。
HSPさんは感じる力が強いので、相手の求めていることを感じ取って細かいケアができます。
想像力も豊かで、小さな出来事にも感動できたりと、HSPだからできる素晴らしいことはたくさんあります。
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