みんな、もっと楽に生きている気がするのに、私はいつも生きづらさを感じる・・
言わないだけで、この生きづらさはみんな感じていることなの?
いくら考えても、他のひとの人生を生きたことがないし、自分の生きづらさの度合いがどれほどなのか、他人と比べることも出来なくて、ただただモヤモヤする。
そう感じるひとに、試してほしい「5つ」のことです。
HSPで生きるのがつらいと感じたら試す「5つ」のこと
敏感な人や内向的な人は、とても気をつかうため、なかなか我を通すことができません。
飲み会に誘われて本当は行きたくないのに、その場で断れずに参加することがよくあります。しかし、無理に参加してばかりだと、どんどん疲れて、ストレスが溜まるばかりです。
これからご紹介する5つの方法は、「自分の気持ちや意見を、きっぱりと伝えることを習慣化」する方法です。
他人の目を気にしない
自分の意志ではなく、周りからよく思われることを一番に考えることは、人がもっとも陥りやすい罠です。
変な服着てると思われたくないし、仕事も趣味も周りのひとからどう思われるかで選んでる・・。本当はひとりで旅行したいけど、寂しそうって思われるのがイヤだ。
毎回、選択をするときに、自分に問いかけることからはじめる。
「つい、他の人にどう思われるかばかりを、意識してしまっていないか?」
「他の人から変だと思われても、自分が正しいと思えることを選ぶ勇気があるか?」
自分とは違う人間を演じようとしない
こんな経験はありませんか?
■突然家にお客さんが来て、イライラしたけど平静を装って対応した
■相手の話が退屈なのに、興味があるふりをした
■疲れているのに、他の人と同じように元気なふりをした
イライラを出したら嫌われてしまう。大人なんだからちゃんと対応しないと。
自分の価値観に従って生きることは大切なことです。
- 重要な決断をするとき、周囲の言葉ではなく、自分の心に従うこと
- 自分が幸福であるために、自分自身に向き合うこと
- 他の人に頼らなくても、1人でいても楽しめることに気づくこと
周囲に溶け込むように、人付き合いしているのに、「孤独」を感じるのはなぜか?孤独だと感じるのは、1人の時間が原因ではありません。
他の人の意見に合わせて、自分自身をおざなりにしたときに「孤独」を感じます。
なので、自分を優先するのは悪いことではありません。相手に合わせなかったときに、罪悪感を持つのをやめましょう。
罪悪感に心を支配されないようにする
敏感な人や内向的な人のなかには、行き過ぎた罪悪感を覚えてしまう人がいます。
完璧な娘、息子、母親、父親になれないと自分を責めます。
もっとちゃんとしないと!ダメ人間だと思われたくない・・
私たちが抱く罪悪感は、「他の人からネガティブな感情を、向けられることへの恐怖」であると意識しましょう。
罪悪感を覚えることではなく、罪悪感をなくすために何をするか?
- 罪悪感に向き合う
- 罪悪感を抱いても、自分の望みを満たすことに慣れる
もしも、罪悪感を感じてしまったときは、こう思うようにしましょう。
- もう十分、罪悪感は抱いてきた。でも、何もならなかった。
- 罪悪感に慣れようとしたおかげで「他の人の思い」より、「自分にとって正しいと思えること」を優先できるようになった。
自分自身の価値観に従う
自分の価値観を知り、人生をどう生きたいかを明確にする。
価値観とは、下記のようなことをどう考えるか?ということ。
- 真実
- 愛
- 社会的弱者に対する思いやり
- 環境
- 信頼
- 自由
自分にとって何が大事か、「大事なことリスト」として、紙に書いてみる。
できれば、優先順位も書く。
大事なことリストの記入例
- 子どもの近くにいられること
- 兄弟や両親と一緒にいること
- 仕事ができるようになること
- 人として正直であること
家族と過ごすために誘いを断り、他の人から失望されるようなことがあるかもしれません。
そのときに、このリストを見て、自分の価値観に従って選択したことなら、罪悪感はあっても意思は揺らぎません。
相手とは違う意見でも、恐れずに言う
相手と意見が合うときだけ、「私もそう思ってました」と言う傾向があります。
私だけ違う意見を言うなんてできない。変なひとだと思われる・・
ですが、自分らしくいればいるほど、他の人と違う存在となり、オリジナルの個性を持った人間としての存在感が増します。
そして、自分はどんな人間なのかを見せれば見せるほど、周囲もあなたのその個性が分かるようになります。やがて、ありのままを受け入れられるようになり、自分らしく生きていくことができるようになります。
なかなか実践できないときの練習法
①簡単な質問をする
「一番好きな色は何色?」
②好みが違うことを伝える
「あなたは緑が好きなようだけど、私は青が好き」
こうすることで少しずつ、相手と違った意見を持つ感覚が、自然になってきます。
そのうち、重要な質問に対しても「自分の意見は、あなたと違う」と言える勇気が出てきます。
ありのままの自分を相手に見せることによって、人付き合いが楽で、面白くなります。
HSPの気質を消そうと頑張らない
敏感であることや、内向的であることは、大事な個性の一つです。
誰からも否定されるべきではありません。
自分の性質を理解する
恐らくHSPの人は、今までこんなことを言われた経験があると思います。
気にしすぎだよ。
神経質すぎる。
考えすぎ、ネガティブすぎる。
こんなことを言われ続けた人にとって、HSPという気質であると知り、救われた人が多いと思います。
周囲からの「変われ」という圧力や、善意からのアドバイスから解放された気分になります。
あるがままの自分を受け入れるとは?
変わらなければいけないという思いから一度離れて休息する。
その後に、何か探求してみたいと思えるようになったときに、何かを努力する。
その2つの期間を、交互に切り替えることです。
まったく変わらないものはありません。
以前は解決出来なかった問題も、その後に解決できることがあります。
まとめ
自分の気持ちや意見を、きっぱりと伝えることを習慣にするために「自分に正直な選択」をしましょう。
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