SNS疲れを感じる人は、たくさんいます。
特に20代女性は、半数以上が「SNS疲れを感じている」という調査結果もあります。
SNSは気軽に人とつながれる、便利なコミュニケーションツールです。
しかし、使い方を間違えると、実生活の人間関係以上にストレスを感じてしまいます。
![SNSのいいね](https://hspgay.com/wp-content/uploads/2021/09/bad.jpg)
まったく「いいね!」されない。
![フォロワー](https://hspgay.com/wp-content/uploads/2021/09/follower-1.jpg)
フォロワー数が伸びない。
![インスタ](https://hspgay.com/wp-content/uploads/2021/09/insuta-1.jpg)
インスタ映えする写真を追い求める。
これらを気にして、いつも携帯を手放せない状況になると危険です。
- SNS疲れが起きる原因
- SNSの上手な利用方法が分かります
「SNS疲れ」とは
![SNS疲れ](https://hspgay.com/wp-content/uploads/2020/12/sns-tired-2.jpg)
Twitter疲れ
![Twitter](https://hspgay.com/wp-content/uploads/2020/12/twitter.jpg)
・リツイートを求めてしまう。
・周囲の反応がないことに落ち込む。
・フォロワーの増減に一喜一憂する。
「おはようございます!空気が澄んだ朝!今日も一日がんばろう!」
「越えられない壁なんてない!限界を自分で決めるな!」
自分の気分によっては、ポジティブツイートを見て、逆にネガティブな気持ちになる。
本当にツイートしたいのは、ネガティブな気持ちのときですが、「見る人は誰も得しないだろう・・」とか「いいね!」なんて誰もしてくれないだろうと、ポジティブな発言ばかりすることに疲れる。
Facebook疲れ
![Facebook](https://hspgay.com/wp-content/uploads/2020/12/facebook.jpg)
・実名ゆえに何も書けなくなる。
・誹謗中傷のコメントは少ない分、自由な発言もしにくくなる。
・友達の数を他人と比較して、少ないことに落ち込んでしまう。
元恋人の幸せそうな写真をタイムラインで見てしまう。
毎日のように自撮り写真を投稿している人にうんざりする。
LINE疲れ
![LINE](https://hspgay.com/wp-content/uploads/2020/12/line-1.jpg)
・既読を付けたあとの、返信のプレッシャーに疲れる。
・グループLINEの通知がうっとうしい。
仕事関係のグループだと、チェックしておかないと「大事な用件を見逃すかも」と、通知を切れない。
終わりの意味で送ったメッセージやスタンプが伝わらず、ダラダラ続いてしまう。
Instagram疲れ
![Instagram](https://hspgay.com/wp-content/uploads/2020/12/instagram.jpg)
・インスタ映えを求める生活に疲れる。
・他人の幸せそうな写真を見て、うらやましく感じる
・うらやましいと思っている自分が悲しくなる。
職場のひとと繋がると、自分のプライベートがダダ漏れになる。
気まづくなっても、フォロー解除できない。
「SNS疲れ」はなぜ起きるのか?
![SNS疲れになりやすいひと](https://hspgay.com/wp-content/uploads/2020/12/sns-worried.jpg)
他人と比較する
「他人と比べて、自分はなんて寂しい休日を過ごしているんだろう」
SNSを見るときは、自分がヒマなときです。
自分はこんなにヒマなのに、みんな充実していて幸せそうに見える。
「あの人がうらやましい」
友達の数、いいねの数、フォロワーの数を自分と比較してしまう。
誰かと比較して、自分はなんてダメなやつなんだと、自己否定に陥ります。
長時間使用してしまう
気づいたらネットを開いている。SNSをチェックしている。
友人や、気になるひと、芸能人、いろんな人の動向が気になってついつい見てしまう。
自分の投稿に、なにかリアクションがあるか確認する。
チェックだけするつもりが、気づいたら1時間くらい見てしまう。
自分がどう思われているかを気にする
「いいね!」がまったくつかなかったり、反応がないと落ち込む。
本来は気にする必要がないことや、見ないで済んだはずの情報を見ることで疲れてしまう。
![否定的なコメントに傷つく](https://hspgay.com/wp-content/uploads/2020/12/sns-i-will-see.jpg)
否定的なコメントに傷つく
自分と意見が違うひとがいるのは当たり前です。
ですが、名前も知らない誰かの言葉が直球すぎて、胸に深く刺さってしまうことがあります。
リアルにつながりがないと、コメントするひとに「遠慮」や「配慮する気持ち」もないので、なおさら傷つきます。
反応しなければいけないという義務感
友達や知人が投稿していたら、なにかリアクションしなくては!と義務感にかられている。
いつも「いいね!」してくれるひとには、こちらも「いいね!」を返さなくてはと思ってしまう。
自分を良く見せようと頑張る
「いいね!」がほしいから、「すごい」と思われたいから。
本来の自分よりも良く見せようと、写真の映りにこだわったり、話を盛ったりします。
その投稿にいくら「いいね!」をもらっても、結局は現実の自分とは違うと感じているので、自分に対して嫌悪感を抱くことになります。
ふと我に返り、「いったい何をしているのだろう・・・」と落ち込むことにもなります。
仕事上の付き合いは断れない
仕事上の相手からの「友達申請」や「相互フォロー」は拒めないつらさがあります。
本心では仕事だけの関係でいたいけど、今後の付き合いがある。
一度つながると、返信しないと申し訳ないと感じたり、気づかいが必要になるため、友達関係よりも疲れが増します。
こんなひとが「SNS疲れ」になりやすい
![こんな人がSNS疲れになりやすいひと](https://hspgay.com/wp-content/uploads/2020/12/sns-depressed-1.jpg)
真面目なひと
普段から他人を気づかったり、相手の気持ちに敏感なひとです。
「本来は無視していいこと」まで感じ取ってしまうからです。
「こんな投稿をしたらどう思われるだろう?」
と、投稿前にいろいろ考えて疲れる。
何度も内容を確認してからアップする。
自分の投稿へのコメントを返さなきゃ失礼! と思い、必死に返信する。
「私ってほんとブスー(涙)」という投稿に、「そんなことないよ!かわいいよ!」と返信しなきゃという無駄なやりとり・・。
いろいろなことに気づかい過ぎて、リアルなやりとりよりも疲れてしまいます。
「SNS疲れ」の解消方法
![SNS疲れの解消方法](https://hspgay.com/wp-content/uploads/2020/12/sns-comment.jpg)
リア充なんていないと知る
Facebook、Instagramの性質上、「いいね!」が押されやすい類の内容の投稿が多いというだけです。
その背景や特質を知らないと、みんなが毎日ハッピーに暮らしていると思い込み、心が消耗されていきます。
SNSは、人生で一番輝いている瞬間、見てほしい内容しか投稿しません。そんな人にも、家でダラダラして何もできない日や、他人には見せられない日は必ずあります。
「自分のヒマな日」と「他人の絶好調な日」を比べるのはやめましょう。
すごいひとの裏側を想像する
ウソが多いSNSですが、たまに本当にすごいひとがいます。
フォロワー10万人などのインフルエンサーです。
うらやましいと感じたときは、自分に聞きましょう。
「その人に自分は本当になりたいのか?」
ある日突然入れ替わることはできないし、目指しているものがそもそも違います。
一見すごいと思うひとも、何年も前から毎日欠かさず投稿し続けた結果、今のフォロワー数を得ているかもしれません。
本当にあなたがその人みたくなりたいなら、今日から毎日投稿をする。
ただうらやましいだけなら、「すごいな~」と思うだけで、インフルエンサーじゃない自分を否定したりしないことです。
ストレスになりにくい方を選ぶ
Facebookで友達申請された場合、「Facebookはあまり使っていないので」「家族としかつながっていないので」と言い、Twitterでつながることを提案する。
代替案を出すことで、相手には「SNS上での関係性を拒んでいるのではない」という姿勢を見せられます。
LINEの友達申請を断る場合は、「LINEは、通知を切って見ていないので」「急ぎの連絡は電話をいただく方が早く連絡がつきます」と言って、自分がストレスになりにくい方を選びましょう。
![ストレス](https://hspgay.com/wp-content/uploads/2020/12/sns-connection.jpg)
使う時間を決める
「通勤時間だけ」「昼休みだけ」など、SNSを開く時間を決める。
さらに、週末はスマホを家に置いて出かけてみたり、SNSの通知をオフにしてみましょう。
土日のうち、どちらかは「SNSを休む日」と決めて、SNSから離れる時間を意識的に増やし、日光に当たったり趣味を楽しむ時間をつくる。
いいねの数や、フォロワー数を気にしない
SNS内の数字だけで、あなたの価値が決められるわけではありません。
他人からの評価はあいまいなものです。
いいね!の数が自分の価値ではありません。
「他人の評価」ではなく、「自分の評価」を基準にすることです。
SNSでのキャラ作りをやめる
Twitterでは、いつも前向きなコメントしかしない。
ネガティブな投稿はいいね!がつかないからしない。
本来ツイートしたい内容とは、真逆のポジティブなことばかり発信するのは、精神的に弱っているときはつらいものです。
本来のあなたに共感してもらったほうが、人とつながるストレスは減ります。
リアルの生活の方を大切にする
夢中になれる趣味を見つける。SNSを使わない趣味です。
たとえば
- 散歩
- 読書
- ヨガ
- ランニング
- カメラ
友人や同僚と直接会う機会を増やす。
誰かと一緒にいるときは、SNSのことは考えないようにしましょう。
文字だけではわからない、相手の言葉のニュアンスや表情から伝わる感情に目を向ける。
「SNSと上手に距離を置く」メリット
![SNSと上手に距離を置くメリット](https://hspgay.com/wp-content/uploads/2020/12/sns-good-usage.jpg)
使える時間が増える
SNSをダラダラとスクロールしている時間は、無駄な時間だと自覚しているひとは多いはずです。
ついつい無意識に見てしまっていた時間が、自分のために使えます。
一度開くと、途中で閉じるほうがパワーを使います。
なので、はじめから見ないと心がけて、趣味や、家族や友人に時間を使いましょう。
ストレス軽減
他人の情報が頻繁に入ってこなくなるので、ストレスが軽減されます。
誰かと比較して、無駄に落ち込んだり、自己否定することも減ります。
他人の評価(いいね!の数)ではなく、自分の評価を大切にすることで、自己肯定感も高まります。
睡眠時間が増える
寝る前に気づいたら1時間スマホを見ていたり、起きてすぐにTwitterをチェックしていませんか?
特に寝る前にSNSを見るのは危険です。
誰かをうらやんだり、比較するとネガティブな気持ちになります。
すると、寝つきが悪くなり、眠れないからまたスマホを見るの悪循環になります。
まとめ
![コミュニケーション](https://hspgay.com/wp-content/uploads/2020/12/sns-use.jpg)
SNSは、とても便利なコミュニケーション手段です。ですが、うまく使わないと振り回されて疲れてしまいます。あなたがSNSですべてを公開していないように、他人もSNSに投稿しているものは、そのひとの一部でしかありません。
必要以上にうらやんだり、比較するのはやめましょう。
本当に「いいな~」と思った投稿には、「すごいね」「さすが」「偉いね!」と素直な気持ちで「いいね! 」を送り、あの人みたいに自分もならないと!と思うのはやめましょう。
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